テーマにありますように、この「現実世界」は、非常に論理的にできています。
「論理的」とは何か。
それはつまり、決められたルール、法則に従って、同じ結果・事象が起きるように決まっている、という事です。
どういう事か。
簡単です。
1+1は2になる。ボールを離すと下に落ちる。走ると前に進む。
これらは、例え何百回、何千回と繰り返しても同じ結果になる事は当たり前として、誰しもが容易に想像できるかと思います。
「毎回同じ事が起きるからこそ、当たり前という言葉が存在する」
という事です。
もし、このルールが無ければどうなるか。
そもそも、競技やスポーツ、ルールが意味をなさなくなります。
他人との比較のしようがありませんし、物理法則も存在しません。
前に投げたボールが、途中で軌道を変えて後ろに飛んだり。
歩いているだけで、急に空に浮かんだり。
レンジで温めたのに、氷が出来上がるかもしれません。
そもそも、目は見えるのでしょうか。
地球の自転や公転も存在しないとすれば?
……。
結果が予測できない、混沌とした世界。
そんな世界になってしまいます。
現実は…そうではないですよね?
当たり前の裏にあった、当たり前のルール。
しかし、それを意識する事で、見えてくるものがあります。
…この考えは、非常に重要です。
なぜなら「世界は論理的である」というのは、真理だからです。
この現実世界に生きる上で、全ての物事に通じる、根源的な概念。
つまり「この世界は論理的にできており、その全ては論理的に説明できる」
という事です。