さて、日本はアニメや漫画といった文化がとても発達していますが。
このアニメや漫画の世界を「二次元」と表現する事があるかと思います。
そして、我々が存在しているこの世界は「三次元」と呼ばれています。
よく疑問に思うのですが。
我々が三次元の存在だとすれば。
そもそも、なぜ「自分は三次元に存在している」と、自覚する事ができるのでしょうか?
…これを二次元で例えると。
あなたは、漫画を描いたとします。
そして、描いた漫画のキャラクターたちが。
勝手に「自分達はなぜ存在しているのか?」といった事を考え始める。
という事なのです。
…おかしくありませんか?
実際に、そのような事が起こるかと言うと、起こりません。
では「漫画のキャラクターが自分達の世界に気づく」という設定で漫画を描いたとしましょう。
そうすれば、漫画のキャラクター達は、自分の存在に疑問を持ち、自分で考えている。
…かのように見えるかもしれませんが。
考えるように仕向けたのは、三次元の存在である、あなたな訳です。
そして、三次元に存在するあなたの考え、意志をトレースしたのが漫画のキャラクターであるならば。
そもそも、漫画のキャラクターは「二次元に存在する三次元の考え、意志を持ったキャラクター」という事になるのです。
…そう。
これが、私の答えです。
なぜ我々が、自分は三次元に存在していると認識できるかというと。
そもそも、我々の意識は、三次元より上の次元によってもたらされているから。
そして、この高次元の存在と三次元の我々の肉体を繋ぐのが。
「魂」
という存在ではないでしょうか?