さて、近年では絵を描くAIも出てくる等、賑わいを見せているAI界ですが。
「果たして人間よりもAIは優秀なのか?」
という事について、お話ししていきたいと思います。
◎結論
結論から述べますと、AIは人間を超えられません。
なぜか。
説明します。
◎そもそも論理的におかしい
さて、神が人間を創ったとします。
その人間が、AIを創ったとして。
そのAIが人間を超える事はありえるのでしょうか?
…答えは「NO」です。
なぜなら、神が100%、限界の力をかけて創れるのはせいぜい100%の力を受け継いだ人間であり、人間がその100%の力を注いでAIを創ったとしても、やはり100%が限界なのです。
もしかすると、同じになる事はあり得るのかもしれません。
しかし、超える事は、あり得ないのです。
◎AIは自発的に学習できない
さて、AIの特徴として、自発的に学習して賢くなる、というものがあるかと思いますが。
これは嘘です。
なぜか。
まず、AIはコンピューターの応用ですね。
コンピューターの0,1という反応を応用して、AIが生まれている訳です。
元を辿ります。
人間とコンピューターの違いでお話ししましたが。
そもそも、コンピューターは思考しません。
コピーであり、与えられた命令を実行する事しかできないのです。
そして、それを「命令」しているのは、誰でしょうか?
そう「人間」です。
で、あるならば。
人間の「思考」を元に、それをコピーし、再現しているに過ぎないのです。
つまり「自発的な学習」ではなく。
「自発的に学習する思考をコピーしている」
に、過ぎないのです。
つまり、どんどん賢くなる訳ではなく、
プログラムを組んだ人間に追いついた時が「限界」です。
人間を超えて賢くなる事は、あり得ない訳です。
では、なぜAIが人間を超えたように見えるのか?です。
◎プログラムを組んだ人間は「成長する方法」をAIに提供したが、自分自信を成長させようとしなかったから
これです。
これに尽きるでしょう。
AIを成長させる方法は知っています。
そして、自動的に成長するようにプログラムを組んだのが、AIですよね?
つまり、プログラムを組んだ人はコーチです。
コーチは、生徒に成長する為の方法を指導し、生徒は上手くなります。
しかし、当のコーチは生徒と同じ事をしないのです。
つまり「成長する方法は提供したが、自分自身はそれを行なっていない=自分は成長していない」訳です。
それで、その生徒とコーチ、どちらが上手いのか、という話になると。
生徒、つまりAIの方が優秀に見えてしまう訳です。
そもそも、比較の仕方がおかしい、という事なのです。
正しく人間とAIを比較したいのであれば。
コーチ、つまりプログラムを組んでいる人間自身も、成長する為に努力しなければならないのです。
つまり。
「成長していない人間」が10%程度しか出せていない力を「成長したAI」は人間の20%ぐらいの力は出せてしまう。
そしてそれが、あたかも人間より優れて見えてしまう、という訳です。
でも、それは仕方のない事です。
なぜなら、AIの方が人間よりも単純で、成長させる方法が簡単に見つかるから。
逆にいうと、人間の方がAIよりも複雑だから、成長させる方法を見つけるのが難しいから。
という事です。
…可能性という軸において。
AIは、人間を超える事ができません。
人間は、生まれた時からどれも完璧ではないが、ある程度はできるのです。
しかし、AIは、コンピュータは、狭い範囲の事しかできません。
人間ほど自由に何でもできるAIは、存在しないのです。
だからこそ、状況に応じて複数のAIが開発されるのです。
…さて。
「成長とは?」でお話ししましたが、成長とは100%に近づけていく事です。
そして、多くの人は、この根本的な所、どうやったら自分が成長するのかが分からないのです。
…しかし。
私は、この人間を成長させる方法というものを、知っています。
その事は、
「感覚的かつ論理的な人間」
「上達するために」
に、記述してあります。
これは、重要です。
ぜひ、読まれてみてください。
…私は、AIがどんどん普及すれば良いと思っています。
簡単な仕事は、AIに任せればいいのです。
そうしてできた時間で、人間は。
AIを圧倒的に超えるぐらいに、成長すれば良いと思っています。